メルマガやラインの集客を行うための一つのメディアとして、ブログを育てて行こうと思っている方も多いと思います。
少しでも手間を省くために、専属のライターさんに記事の執筆を外注する、という選択肢も優秀な方であれば思いつくでしょう。
私も、2019年頃から集客を伸ばすためのブログを外注化し、ライターさんに記事を執筆してもらっていました。
外注化してどうなったのかというと、以下のような事態に・・・
- 外注費が発生し続けるのでブログ集客単体では赤字になってしまう
- 記事の量は増えても質が低いので集客につながらない
外注化しても、うまくいくとは限らないんですね。
結論から言うと、私はブログの外注化をやめました。
でも、あるポイントを押さえたことで、そこから3ヶ月で400万円以上の売上を実現できました。
しかも、ブログのみの売上です。
そこで今回は、私が外注をやめて行った3つの施策について、ご説明していきます。
外注をやめて行った3つの施策
「集客のためのブログに外注は向いていない」ということに気づいた私は、外注をやめました。
それから、運用方法を変えることでブログからの集客数がアップし、3ヶ月間で400万円近く売り上げることができました。
私が外注をやめて行った施策は以下の3つ
- 読者の購買意欲を高める
- ブランディングのための記事を作る
- 登録率を上げるためにサイトを改善する
それぞれ説明していきます。
施策1.読者の購買意欲を高める
施策1つめは、読者の購買意欲を高めること、つまり「購買意欲を高めるキーワード」で記事を作成することです。
ブログの目的が、アクセス数よりも集客と商品購入が目的であれば、「検索ボリュームの多いキーワード」よりも「購買欲を高めるキーワード」でのアクセスを集めた方が売上につながります。
しかし購買欲を高めるキーワードを含んだ記事というのは、より専門的な内容やニッチなテーマになることが多いので、外注で作成すると信憑性や具体性のない記事になってしまう可能性が高いです。
ここは自分自身の経験や、数値・実績などを盛り込んだ記事を自分で書く必要があります。
結局のところ記事の質によって集客数とその後の成約率に影響が反映されるので、集客や購買につなげるためには、自分自身で記事の価値を高めなければいけません。
施策2.ブランディングのための記事を作る
施策2つめは、あなたのブランディングのための記事を作成することです。
ブログ記事の目的は2種類あります。
それは「アクセス集めのための記事」と「アクセスしたユーザーを教育するための記事」です。
「アクセス集めのための記事」ばかりだと、メルマガやLINEの登録者からしたら価値のない情報ばかりになってしまいます。
それよりも、既存のユーザーたちに向けた記事が必要になってくるのです。もちろんこれも、外注では書けません。
具体的にはどういった内容かというと、
- お客様の声や、それに対する補足を書いた記事
- 実践ベースでの検証をした記事
など、つまりマニアックなので認知には向かないけど、教育や、あなた自身のブランディングを目的とした記事です。
そのような記事を公開することによって、例えば、広告やSNSなどであなたのことを知り、メルマガやLINEに登録した人が、
と比較検討段階になったときに、このような記事を読んでもらうことによって、その先の成約率にも影響してくるというわけです。
施策3.登録率を上げるためにサイトを改善する
施策3つめは、登録率を上げるためにサイトを改善することです。
ブログの目的はメルマガやLINEに集客して商品を販売し、売上を作ることなので、登録率が低いと売上も下がります。
サイトを見直すことで、ブログへのアクセス数に対しての登録率アップを狙います。
例えば、集客までの動線が「メルマガやLINEの登録ページからの登録のみ」の場合なら、「登録ページへの訪問数と訪問率」とその先の「登録ページからの登録数と登録率」の2つの数値を見ていきます。
「登録ページへの訪問率」で言えば、記事内から誘導するための訴求や配置デザインといった部分のテストを繰り返していくことが必要です。
「登録ページからの登録率」で言えば、ページ内のデザインやコピーなどの改善が必要になります。
この2つの部分を改善して、アクセス数に対する登録率の向上を常に目指していくことが重要なのです。
集客目的のブログで外注で失敗してしまった理由
私はブログの外注化を始めた当初、「何も書かないよりは、誰かに何でもいいから書いてもらったほうが、アクセスアップして集客になるかも」
「自分で記事を書く労力を使わずに集客が増えれば、外注費もペイすることができるだろう」と考えていました。
私の場合、外注化したことによってブログの更新頻度も高くなり、検索に表示される回数も増え、ブログ全体のアクセス数も増えました。
でも、肝心の集客数は、外注化する前と比較してあまり増えていなかったのです。
アクセス数は増えたものの、集客につながることはありませんでした。
というのも、「集客につなげることができる記事」というのは、必然的に専門性の高いニッチな内容になるからです。
そのような記事は質の高さが求められるので、知識はもちろんですが、「経験」がものを言うのです。
例えば、「最新のLINEステップの活用方法」というテーマの記事だと、実践した経験がなければ生きている記事を書くことはできません。
逆に「LINE公式アカウントとは」などのテーマであれば、経験がなくても書けるので外注でライターさんに任せられます。
誰でも書ける専門性の低い記事であっても、外注で量産すれば、単純にアクセス数を増やせます。
ですが、集客目的のブログの場合、アクセス数だけでなくその先につなげなければ意味がありません。
ブログの運用方法を考え直していきましょう。
資産型のブログ構築をして集客するべき【まとめ】
集客を目的としたブログで外注化をしない運用を行うことによって、
- 外注費がかからないので、全ての売上が利益になる
- 自分自身の世界観でブログを統一できる
- 濃い見込み客が集まるブログになるので、その先の成約率も高い
といったメリットがあります。
特にアドセンス広告などで稼ぐことが目的ではないので、数は少なくても購入に繋がる濃いアクセスを集めることで売上になるブログの構築が可能になります。
もちろん外注は1つの選択肢ですし、優秀なディレクターさんを間に入れ、スキルの高いライターさんに書いてもらえれば問題はありませんが、そうするとかかる費用も高騰してしまいます。
また、やはり自分一人でやるのは大変と感じるのであれば、部分的な外注化がおすすめです。
記事の内容は自分で書き、装飾や公開などの部分を外注することで自分のタスクを分散させることも可能です。
ですが、やはり成果に繋がる部分は人に任せるよりも自分でやった方が確実なので、その点だけは押さえておきましょう。
特にブログは資産メディアになるので、記事が積み上がることに比例してアクセス数や集客数も増えていきますし、自動的に集客し売上が発生するようになります。
私は過去を振りかえってみて、ブログを始めてよかったと本気で思っています。
ブログがなかったら収入も安定していなかったんじゃないかなと、逆に恐ろしく感じる時もあります。
この記事を読んでいる人は、きっと長期的な目線でビジネスを考えられる人だと思いますので、ぜひ資産型のブログ構築をしてみてくださいね。
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