今回は「起業するには何が必要か?」というテーマでお伝えしていきます。
私も23歳の時に個人事業主になり、3年後の26歳には法人化にすることができました。学歴がいいわけでもなければ、周りの友人に起業をしている人も誰もいない環境でした。
現在では、主にオンライン商品やサービスの開発から販売、集客までを教えています。これまでに会社を辞めてフリーランスになったり会社を設立する人も多くみてきました。
その中でも、会社員時代、「起業」は優秀な大学を出た天才たちにしかできないことだという認識があったので、私が自分の会社を持つようになるとは思ってもいませんでした。
私の経験から、起業するには何が必要なのか起業を目指している人は参考にしてみてください。
起業とは?
起業という言葉を聞いたイメージってどのようなものを思い浮かびますか?
例えば以下のようなイメージ
・壮大なビジョンを最初から持っている
・天才的なアイデアを持っている
しかし、実際これらで成功している人は世間一般で言う「天才」と呼ばれる人たちです。
例えば、
産地直送(産直)お取り寄せ通販の食べチョクや、すぐ働けてすぐお金がもらえるスキマバイトアプリ、Timee(タイミー)など。
これらのような事を私たちのような凡人がすることは非現実的。
「周りと同じことをやっても起業しても成功しなさそう」なんて思うかもしれません。
特に世の中を劇的に変えたいなどビジョンがないのであれば、まずは年収1,000万円以上を得られるビジネスをおすすめします。
起業する目的
起業する目的は人それぞれですが、好きな時に旅行に行ったり、お金を気にせずに食事をしたりいい場所に住んだり・・・自分の人生をより良くすることだと思います。
実際に年収1,000万円以上の割合は日本だと4.59%と言われているので、年収1,000万円を達成できるだけでも日本での生活の中での上位5%以上の生活をおくれることになります。
起業する1つのゴールとしては年収1,000万円以上の収入を得られる再現性の高いビジネスモデルを実施することなんです。
「でもそう簡単に言われてもできる方法があるならさっさとやってる」
起業するといっても、物販のような在庫を抱えるビジネスもあれば、飲食や整体などのように店舗を持たないといけないビジネス、またはネットで完結できるような在庫や店舗も持たないビジネスがあります。
もし、私が友人に起業したいと相談を受けたら、「リスクの少ないビジネスモデル」をすすめます。
なぜなら、物販であれば在庫を抱えるリストや商品の開発費用などもかかりますし、店舗ビジネスなら家賃や従業員などの固定費が常にかかり続けてしまいます。
融資を数百万円借りて始めたとしても、固定費が常にかかるビジネスであればそれ以上の収入を得ることができなければ赤字となり借金を抱えるリスクがあります。
仮に黒字であったとしても場所などに固定されてしまうので、生活は会社員時代とはあまり変わりません。
毎月稼がないといけないプレッシャーで精神的にもきつい状態になり、
それって起業成功と言えると思いますか?
それをリスクを負ってまで実現するのってかなりギャンブル要素も高いですし、今の生活でそれなりの給料をもらっているのであれば起業しない方が幸せかもしれません。
またあるデータでは、
「起業した人のうち1年間事業を継続できるのは約40%、50%は3年目までに失敗してしまう」とも言われています。
なので間違った認識で起業をしてしまうと・・
・運転資金不足による倒産
・集客力不足や営業力不足による倒産
など
起業したはいいけど3年以内に倒産してしまって、融資で仮な金額がそのまま残り続けてしまうなんて恐れもあるんです。
副業から始められる低リスク起業とは?
起業するためには、「初期費用が少なく副業からでも始められるビジネスに取り組むこと」をすることをおすすめします。
実際に私も、学生時代にブログやアフィリエイトを実施していました。その時で月30万円など生活できるレベルまで稼げるようになり、起業することができましたが、その収入が不安定なのにいきなり起業すると言うのは、リスクでしかありません。
では、初期費用が少なく副業からでも始められるビジネスって?
私が仮に同じ状況なのであれば、自社の事業を作るのではなくて得意なスキルや領域を作っり、クライアントワークで月30万円程度稼げるように目指していくと思います。
なぜなら、自社の事業を作るとなると集客から販売、そしてサービス提供などもしていかなければいけないのでハードルがとても高くなるからです。
一方でクライアントワークは動画編集やWEBデザイン・コピーライティング・LP制作などの一部分を企業から受注してその対価としての費用をいただきます。
なので、原価が一切かからないでほぼ100%が利益になるということです。
これを起業する前の段階から、月30万円など生活できるレベルまで安定的に稼ぐことさえできれば会社を辞めて個人事業主や法人を作っても失敗するリスクが少なくなります。
今までは副業として隙間時間でこなしていたのが、24時間使えるようになるので請け負える案件数を2倍、3倍となるので収入を上限値も30万円から50万円、100万円と増やしていくことができるようになるんです。
実際に私も、LP制作やLINEのセールスや運用に関して今でも他の企業の部分で関わっていますが、1回のプロモーションで100万円以上などの費用もいただいたりもしています。
また、私の友人でもクライアントワークだけでも月に200万円程度の受注ができていたりするので、自社の事業を持たずにリスクもなく始められるので、失敗するってことがほとんどありません。
起業するために必要な3つのポイント
起業するには『初期費用が少なく副業からでも始められるビジネスとしてクライアントワーク』がおすすめとお伝えしましたが、もちろん簡単ではありません。
なぜなら、今では副業やフリーランスの方などでも、スキルを講座などで磨いて案件を取得する人が増えているからです。
スキルもない人が簡単に受注してお金を稼ぐことはもちろんできないんです。
では、どうすればいいのか具体的に解説していきます。
①スキルを磨き上げる環境に投資すること
1つめは、スキルを磨き上げる環境に投資することです。
起業を目指すのであれば、独学で正解か不正解かもわからないまま時間をかけるのは遠回りになります。
なぜなら、独学で1年以上かけて得た知識や情報などというのは、投資をすることによって数ヶ月で身につくので時間が圧倒的に早いからです。
例えば、WEBデザイン講座やプログラミング講座なども流行っていますが、30万円以下でいくらでも選択肢がありますし、仮に24分割で月々1万円弱の費用で講座に参加して、それ以上の売上を作ることができれば投資に対するリスクもないです。
私も今までコンサルティングコミュニティの120万円するものや、組織化を目指すための講座に150万円などの費用の投資を行っていきました。しかし、その投資に対して数ヶ月で費用は元をとっています。
何より投資で得た情報や知識というのは永遠と自分のものになるわけなんです。
独学でぐだぐだと時間をかけてやるのであれば、起業を目指すために投資をした方がいいです。
気をつけなければいけないのは、最初から投資をフルでしないこと。
結局、ビジネスって自分に向いているかどうかが大きく結果に左右されます。
ビジネスに失敗する人は自分の向いていることを理解しないで「よし!WEBデザインで起業だ」と数十万円投資してしまいます。そもそも向いていないので結果は出せません。
まず自分を知り、いくつか興味関心のある分野を書籍を何冊も買うとか比較的安い価格のもので試してみましょう。
自分が向いているかの判断材料にもなり、これだと思ったものを極めるために再度投資をしていく方が確実です。
②起業をしている人たちが周りにいる環境を作ること
2つめは、起業している人たちが周りにいる環境を作ることです。
つるみの法則といって、周りにいる5人の年収の平均が自分の年収になると言われています。
私も元々は会社員で高卒だったので、周りの人たちは同じような生活環境にある人しかいませんでしたが、経営者が集まるコミュニティに参加したことでこの環境がガラッと変わりました。
普通の会話の中で数百万円や数千万円を稼ぐ話や投資の話など、会話しているレベルがまるで異なります。
しかし、鬼ほど居心地は悪いです。
楽な環境だと何も成長しません。同じレベルの人しかいないオンラインサロンに入っても、傷の舐め合いをするだけでなんの変化もしません。
背伸びしてでも、できる限り個人事業主や経営者が集まるような環境に投資することも1つ。
特に何かしら得意なスキルがあると仕事の依頼などにもつながりやすいので、まずは周りには負けない得意なスキルや領域を作っておくことも重要です。
③素直にとにかく実践ベースで身につけながら成長すること
3つめは、素直にとにかく実践ベースで身につけながら成長することです。
起業するためにはとにかく行動しましょう。失敗が怖い人ほど正解が見えないから先に進めないという人も少なくありません。
RPGゲームで例えると、最初の街の中でウダウダしているのと一緒です。何も考えずに街の外に出てモンスターを倒して経験値を身につけた方が成長スピードが全然異なるんです。
特に失敗をしないという部分で言えば、失敗するリスクのあるビジネスをやるのが問題なので原価も固定費もかからないビジネスであれば失敗しても時間を失うくらいなので、即行動をした方がいいわけです。
またその中でも素直なことが大事になります。
私もこれまでに色々な人を見てきましたが素直でない人は成功しません。素直に人の意見などに対して行動をしなければ独学でやっているのと変わりません。
学歴等や何かプライドが邪魔をするかもしれませんが、騙されたと思ってまずは素直に行動し続けるマインドがどんなビジネスをしても大事だということです。
リスク0から始めよう!起業するために必要なこと【まとめ】
起業するために必要な3つのポイントを解説しました。
1:スキルを磨き上げる環境に投資するということ
2:起業をしている人たちが周りにいる環境を作ること
3:素直にとにかく実践ベースで身につけながら成長すること
この順序でやっていくのがおすすめです。土台はビジネスモデル次第になります。
それには固定費などの支出や初期投資のかかるビジネスはリスクが高いので、まずは副業からでも始められることを実践して収入が安定したら起業する方がリスクフリーで挑戦できると思います。
その中でも、まずはクライアントワークのビジネスがいいと言いましたが、規模によってもビジネスモデルは変わっていきます。
最初は自分自身で全て行っていたのが、案件の上限を感じるようになれば、外注化やスタッフを採用して一部を任せることができるようになりますし、またはそれをフロントエンドとしてマーケティングのコンサルなどのサービスの提供も行うことができます。
だから、今のビジネスがずっと続くわけではなくて、収入や働き方に応じて変化していくことが必要です。
ネットビジネスの変化のスピードは早いので常に自分自身も変化をして、そして成長していくことを意識し続けないといけません。
私だったら、コピーライティングを学んでLP制作などデザインは外注化して案件を受注することを1件10万円ほどで行うと思いますし、その先に専属のコピーライターを採用してディレクションだけ自分でやると思います。
さらにその先にはLPだけが問題ではない可能性も高いので、マーケティングコンサルなどでLP以外の部分にも関わりながらもサービス提供できる動線を組むと思います。
あくまでも自分の強みが理解できているからこその判断で、あなたがこれが正解ではないですが、考え方的には最終的には自分以外に任せても同じかそれ以上の質を出させる仕組みを作ることを目指してみてください。
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